親等以内の親戚であれば遠方でも葬儀に参列した方がいい!

親戚の葬儀のために遠方から駆け付けた女性

 

親戚の誰かが亡くなったときに、できることなら葬儀に参列したいと思っていても、遠方に住んでいて交通費や宿泊費がかかってしまう場合、判断に迷うかもしれません。ここでは、遠方の方が葬儀に参列する際のマナーや参列しないときの弔意と香典のマナーについて解説していますので、参考にしてください。

 

遠方でも3親等以内であれば葬儀に参列した方がいい

遠くに住んでいる親戚が亡くなったときに、葬儀に参列するかどうか迷われる方は多いでしょう。親戚でも親しい間柄であればなるべく葬儀に参列したいと思うでしょうが、あまり親しくなかった場合は、参列するべきかどうか迷うものです。

3親等以内の親戚であれば、遠方に住んでいたとしても、できる限り葬儀に参列するのが望ましいです。故人や親族との関係性などによって状況は人それぞれ違いますが、後悔する可能性があるのなら、参列した方がよいでしょう。後で恨みが残らぬように、他の親族の方と相談をしてから判断するのもおすすめです。

参列する際の交通費・宿泊費は参列者が負担する

遠方から参列すると決定したら、宿泊を要するのか、いつ到着するのかなど、喪主に連絡します。喪主も葬儀の準備などで忙しいので、あらかじめ必要なことを連絡しておくとよいでしょう。

葬儀の場合、故人の冥福を親しい人たちが祈ることを目的としているので、喪主が招待するわけではありません。参列者本人が参列したいと考えて葬儀に出るわけですから、そのための交通費や宿泊費については参列者の自己負担です。喪主が参列者にお金を渡してしまうとマナー違反となりますので、注意しましょう。

宿泊を要するのであれば喪主の家に泊めたり、近くの宿を手配したりするようなサポートがおすすめです。宿を取る場合には葬儀場から近いところにすると喜ばれるでしょう。

遠方から来た方のために葬儀場の控室で着替えることもできる

遠方から駆けつける場合には、家から喪服を着てくるのではなく、喪服を持参することになるでしょう。喪服を持参する場合は荷物になるので、持ち運びが大変です。

遠方から来た方がどこで喪服に着替えるのかも悩ましいところです。宿泊先や喪主の家などで着替えられればよいでしょうが、それが不可能なときは、葬儀場の控室で着替えることになります。

大抵の場合、控室が設置してあるので、そこで喪服に着替えることができます。ただし、葬儀場にカジュアルな服装で行くのは止めておきましょう。私服で行くとしても葬儀場に似つかわしい地味なものを選ぶようにしてください。

遠方の方であっても喪主は香典を受け取るべき

遠方に住んでいる方はわざわざ交通費や宿泊費をかけて葬儀に来ています。そのうえ香典を包んでくれるとなると、その人たちに対して申し訳ない気持ちになるかもしれません。

ただし、香典を断るというのはマナー違反になりますので、喪主は香典を断らないようにしましょう。香典は包む人の気持ちが含まれているので、相手の気持ちを不意にせずに素直に受け取ってください。

香典を出してもらうことに申し訳ないと思うのであれば、きちんと感謝の意を伝えるとともに、お中元やお歳暮という形で品物を送るのもおすすめです。

遠方のため参列できなかったとしても弔意を示した方がいい

遠方に住んでいると、親戚との関わりが少なくなってしまうかもしれません。親戚の誰かが亡くなったことを聞いたとしても、遠方という理由で断ってしまうこともあり得ます。

仮に遠方で葬儀に参列できなかったとしても、なんらかの形で弔意を示すことは必要です。具体的に喪主に対してお悔やみの気持ちを電話で伝えるとともに、遠方で駆けつけることができないことをお詫びしておきましょう。

喪主への連絡後、葬儀場に対して弔電と供花を送るのがおすすめです。弔電披露の際にお悔やみの言葉を伝えることが可能なので、この機会を積極的に利用してください。

遠方のために参列できなかったとしても香典を渡すのがマナー

遠方のため参列できなかったとしても、その後なんらかの形で香典を渡すのがマナーです。後日喪主の家に訪ねて渡すか、郵送で渡すか、代理人を通じて渡すかのどれかを行ってください。どの方法でもいいので、確実に香典を渡すようにしましょう。

喪主の家に訪ねるのであれば、事前にアポイントを取り、弔問の許可が出たら、到着した際に香典を渡します。郵送するのであれば、現金書留で送りましょう。香典袋のまま送るのではなく、それを封筒に入れたうえで送ります。この場合、四十九日までに到着するように手配しましょう。

代理人に依頼する場合には、きちんとした人を立てるようにします。ただし代理人に目上の人を選ぶことはできませんので、十分に注意してください。

まとめ

遠方の親戚の葬儀に参列するのかどうか迷ったときには、3親等以内かどうかで判断しましょう。最終的には親戚との関係によるところがありますが、参列するしないに関わらず、葬儀に関する基本的なマナーについてはしっかりと守る必要があります。

多摩地区で葬儀を行うのであれば、「株式会社花セレモ」までご連絡ください。比較的行きやすい場所にあるので遠方から駆けつける方がいたとしても、安心です。

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